ゲームプランナーの仕事ってどんな仕事-Part2
前回の記事では「ゲームプランナーの仕事ってどんな仕事-Part1」と題し、ゲームプランナーの具体的な仕事内容や想定される年収、今後の将来性についてご紹介しました。
今回はPart2として、ゲームプランナーに必要とされる資質や、ゲームプランナーを目指すなら是非身につけておきたいスキルについて引き続きご紹介していきます。
1.ゲームプランナーに必要とされる資質
前回の記事でご紹介したとおり、ゲームプランナーの仕事内容は、ゲーム制作の着想段階からリリース後の運営業務まで多岐にわたります。
ゲームプランナーになるには、具体的にどんな資質が必要なのか、解説していきます。
・企画力
ゲーム企画業務全般を担うゲームプランナーに最も必要とされるのは企画力です。
ゲームの根幹となるアイデアを出し、企画を練っていく作業には、自由な発想とその発想を実現するための企画力が必須とされます。
企画力は天性の才能に左右される部分と思われがちですが、持って生まれたセンスや才能だけでゲームプランナーとして活躍することは難しいのが実情です。
日頃から情報の素早いキャッチアップに努め、発想力・企画力の向上に地道に取り組むことが、ゲームプランナーにとっては何よりも大切なことといえるでしょう。
・コミュニケーション能力
ゲームの制作段階に入ると、プランナーが作成した仕様書を元に、デザイナーやプログラマーが制作を進めていきます。
ゲームプランナーは、ゲームの要といえるコンセプトがブレることが無いよう、各スタッフとコミュニケーションを重ね、スタッフ間の相互理解を深めていく重要な役割を担います。
このように、制作過程でさまざまな職種のスタッフと関わるゲームプランナーには、高いコミュニケーション能力が求められます。
・ゲームへの愛情と好奇心
ゲームの仕事に携わるならば、いかなる職種であっても、ゲームへの愛情と好奇心を持つことが求められます。特に、ゲーム制作の全過程に深く関わるゲームプランナーには不可欠な資質といえるでしょう。
面白いゲームを企画するためには、常にアンテナを高くし、ゲーム業界や世の中のトレンドに対して好奇心を持ち続けることが大切です。
2.身につけておきたいスキル
ゲーム業界は実力が重視される傾向にあり、ゲームプランナーとして働くうえで必須とされる資格は特にありません。とはいえ、ゲームプランナーを目指すなら是非身につけておきたいスキルには以下のものがあります。
・基本的なPCスキル
ゲームプランナーの仕事には企画書や仕様書の作成など、PCを使う機会が多数あります。そのため、人材募集の際には、PowerPoint、Excel、Word などの基本的なPCスキルを持つことを応募条件とする企業がほとんどです。
Office系ソフトはスムーズに使いこなせるようにしておきたいものです。
・基本的なプログラミングの知識
必須のスキルではありませんが、基本的なプログラミングの知識を持つことは、ゲームプランナーにとって大きな強みとなります。仕様書を作成する際、また制作過程でゲームプログラマーとコミュニケーションをとる際に、プログラムの基礎知識が大いに役立ちます。
・これだけは人に負けないという専門知識・スキル
デザインに関する知識、語学スキル、麻雀やスポーツについての深い知見など、ゲームにかぎらず、これだけは人に負けないという専門知識・専門スキルを持つ人はゲームプランナーの世界でも重宝されます。
最後に
これまで2回にわたり、ゲームプランナーの仕事についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ゲームプランナーの採用には、ゲーム業界における経験と知識が重要視されるのが一般的ですが、近年は未経験者を積極的に採用し、社内で育成を図る企業も徐々に増えています。
ゲームプランナーの仕事、ゲーム業界でのキャリアアップにご興味をお持ちの方はお気軽に弊社までご相談ください。