ちゃんと知っておきたい!デザインにおけるUI、UXとは
近頃、ビジネスシーンで耳にするようになった「UI、UX」という言葉。
実はこのUI、UXはデザイナーやディレクター等「デザイン製作に関わる業種」にも多いに関係があるんです!
デザインにおけるUIとは
UIとはユーザーインターフェースの略で、ユーザーと媒体との「繋がり」を意味しています。
例えば「WEBサイトやスマホアプリのデザイン」をする場合だと、ユーザーがサイトを訪問した時・アプリを使用した時に目的(欲しい情報を見つける、商品を購入する、検索する等々)まで迷わず到達できるようなものが理想的で
●今、何のページを見ているのか?
●クリックしたらどうなるか?
●どこをクリックすれば良いのか?
●どこに情報があるのか?
●商品はどうすれば購入できるのか?
等の疑問をユーザーが感じる事なく、本能に導かれてPCやスマホ等の機器をスムーズに操作することができるような「無駄がなく・理解しやすく・操作しやすく・見やすい」ものが優れたUIデザインです!
デザインにおけるUXとは
先ほどのUIと似た言葉で混同してしまいがちですが、UXはユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーの『経験・体験』を意味しています。
いわゆる「顧客体験」というやつですね。
同様にWEBサイトを例にするとUXは「サイト閲覧者がそのサイトを通して体験する事、感じる事」です。
サイトを見ながら「綺麗だな、楽しげだな、センス悪いな、使いづらいな」等と感じる事だったり、PCやスマホを操作しながらサイトを見ている行動そのものもUXです。
閲覧者がどういうシチュエーションでそのサイトを見ているか想定し、サイトを通して良い体験をさせて「感動させる」事ができるのが良いUXデザインです!
UIとUXの関係性とは
UIとUXは上記のように全くの別物で明確に区別する必要がありますが、密接に関係しているものでもあります。
良い体験に優れたUIは付き物ですし、逆にUIが悪いと印象も悪くなりがちです。
イメージしやすいように「スーパーでの買い物」をUI、UXで例えてみると…
●整理されておらず欲しい野菜が見つけられない(UI)
↓
●目当ての野菜が見つけられずイライラした(UX)
↓
●レジが混雑しているのに店員の対応が遅い(UI)
↓
●もう二度とこのスーパーには来ない!(UX)
という感じです。
『ユーザーに良い体験(UX)』をしてもらう為には『サービスは快適でわかりやすくないといけません(UI)』。
ただ、良い体験は快適なUIだけで生み出せるものでもありません
●商品が明確に陳列されていて店員の対応も良い(UI)
…ですがそれだけだと印象としては「良いけど普通」という感じではないでしょうか?
サービスやモノが溢れる昨今では「普通に良い」というだけではユーザーを感動させる事は難しくなってしまっています。
ユーザーは良いサービス、快適なUIに慣れてしまっているからです。それだけでは競合相手に勝つ事は難しくなってしまいます。
その為スーパーは
●漁港直送の魚を氷の上に並べてみたり
●屋上農園を作り野菜を訴求してみたり
●焼きたてパン、挽きたて珈琲で良い香りをさせてみたり
ユーザーの心を動かす為に様々な工夫を行います。そしてその工夫がユーザーにとって特別な体験UXをもたらすようになります!
デザインにおけるUI、UXも上記と基本的には同じ考え方です。
今回はデザインにおけるUI、UXについてザックリとご説明いたしました。
次回はより具体的に「良いUIのデザインを作るには具体的にどうすれば良いのか?」という事をご紹介いたします!
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